無機塗料は、様々な良い面を持つものの、価格が高くなる特徴があります。
そんな高価な無機塗料をせっかく使用したとしても、家の素材に合ってないものや質の悪い無機塗料を使用すれば、耐久面であまり期待ができません。
そこで今回の記事では、無機塗料メーカー各社の単価や特徴を紹介します。
□無機塗料メーカーごとの単価を紹介します!
日本ペイントの「ダイヤモンドコート」
通常の塗装で行う下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りの後にUVカット機能を備えたクリヤーコーティングをするので、10年経っても色あせしないのが特徴です。
4回塗りの合計単価は3,800〜4,500円/m^2 くらいです。
アステックペイントの「無機ハイブリッドコートJY」、「無機ハイブリッドクリヤー」
伸縮性がある塗料なので、地震が多い日本ではとても合った塗料だと言えます。
遮断性能で熱を抑え、伸縮性でひび割れを抑え、防水性で雨の浸入を抑えることに特化している塗料です。
実際に施工するときに無機タイプの塗料であれば、3,800〜5,000円/m^2くらいです。
エスケー化研の「セラミタイトペイント」
耐汚染性に優れており乾燥性、作業性にも優れた特徴があります。
設計価格は300m^2以上を基準とする材工共の価格で、1,400円/m^2です。
□外壁塗装に使う塗料の中で単価が高いです!
無機塗料に含まれる無機物が有機塗料よりも高価なため、塗料自体も単価が高くなる傾向にあります。
例えば、アクリル塗料は単価相場/平方メートルあたり1,400〜1,600円で、ウレタン塗料は1,700〜2,200円、シリコン塗料は2,300〜3,500円、フッ素塗料は3,800〜4,800円になります。
これらに比べ無機塗料は4,300〜5,500円と、有機塗料の中でも高価なフッ素塗料よりも高くつく可能性があります。
しかし、無機塗料は耐候性が高いので、耐用年数が有機塗料に比べて長い特徴を持ち、塗り替えなどを加味したときに割安になる場合もあります。
また、汚れや変色に強く、雨や風、紫外線の影響も受けにくいため、経年劣化をしにくく塗膜が長持ちする傾向があります。
外装塗装は一度行って終わりではなく、頻度や一度の外壁塗装に価格費用などメンテナンス等も総合的に考えた上で使用する塗料を考えると良いでしょう。
□まとめ
今回は、無機塗料メーカー各社の単価や特徴について紹介しました。
当社の「無機ハイブリッドチタンガード」は、30年耐候性塗料で、最も過酷な環境下である宮古島屋外暴露試験場にて10年間の耐久性が証明されています。
当社ではこの無機塗料を加盟店にご提案しているので、興味があれば是非ご相談ください。