塗料には無機と有機のものがありますが、それぞれの性質をご存知でしょうか。
「無機」の方が、なんとなくイメージも良いとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、無機塗料の材質について詳しく解説していきます。
ぜひ、参考にしてください。
□無機塗料の性質について解説します!
無機塗料には明確な定義は存在しませんが、無機と有機が合わさったハイブリット塗料のことを言います。
無機塗料は、無機に近づけるほど塗膜は固くなったり、割れやすくなったりと塗料としての問題がいくつか出てきます。
また、塗膜の硬さを意識して、炭素などを多く入れて結合させていくと、耐久性が下がるという問題もあります。
また、無機塗料の中にも樹脂が含まれており、それがフッ素やシリコン、アクリルといったように、何からできているかでも違いが出ます。
そのほかでも、樹脂量の差でも違いが出てきます。
さらに、結合方法の違いによっても大きく変わると言われています。
簡単に説明すると、塗料が均一に結合させているかが重要になります。
例えば、炭素と酸素が交互に、等しく結合されている塗料は質が良いものとされます。
逆に、正しく結合がされていない塗料も多く存在するので、良質な塗料ほど、結合方法は重要であると言えるでしょう。
□無機塗料と有機塗料の違いを紹介します!
一般的によく知られるアクリルやウレタン、シリコンなどの塗料は、有機物である合成樹脂を用いた塗料であり、これらを有機塗料と呼びます。
では、「無機塗料は、そのような合成樹脂を含まない塗料のこと」とお考えかもしれませんが、無機物だけでは塗料として成り立たないので、そうではありません。
例えば、鉱物を壁にそのまま吸着させることはできないですよね。
初めに記したように、有機塗料に無機塗料を配合したものを、無機塗料と言います。
そのため、どちらの塗料も有機樹脂から成るものであり、厳密に言えば呼び方の違いしかありません。
外壁を塗装する際に使われる塗料は、基本的には有機樹脂を含んでいますが、その中でも有機物を含んだ塗料もあり、その塗料のことを無機物と呼んでいるのです。
□まとめ
今回は、無機塗料の材質について解説しました。
無機か有機かで耐久面にも差が出るので、押さえておくと良いでしょう。
当社は、最高峰の塗料を使用することで、安心で長持ちする外壁塗装をご提供する専門組織を目指しています。
興味のある方は、ぜひご相談ください。