塗料の種類で耐候性は違う?種類別に比較します!

塗料選びの際、どのようにして選ぶべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
事前の知識がないと、提案された塗料が良いのかの判断もできませんよね。
重要なポイントとして、「耐候性」があります。
そこで今回の記事では、塗料の種類ごとの耐候性を比較して解説します。

□塗料ごとの耐候性を比較します!

耐候性とは、屋外で建築材料を使用する際の耐久性のことを指します。
太陽光や雨・風、温度などに対して、変質や劣化を起こしにくい性質のことです。

製品を販売する前に、耐候性試験と呼ばれる規格チェックが行われ、耐用年数のテストがされます。
多くの場合は、促進耐候性試験と呼ばれる、人工的に作り出した環境で試験が行われます。
屋外での試験ではないため、自然の太陽光よりも強い光が当たり、通常よりも早期に劣化状況を確認できます。
そのような試験を経て、各塗料メーカーは製品の耐用年数を出します。

具体的な塗料ごとの耐用年数は、アクリルが5〜7年、ウレタンが8〜10年、シリコンが10〜15年、ラジカル制御形が12〜15年、フッ素・光触媒が15〜20年、無機が20〜25年です。
同じ種類の塗料でも、製品によって耐用年数や単価が異なります。
その理由は、同じ塗料でもグレードの違いや塗料メーカーによっても違いがあるからです。
また、耐用年数は、あくまでも期待できる年数であるため、この年数必ず持つわけでないので注意が必要です。

□無機ハイブリッドチタンガードの耐候性を解説します!

無機ハイブリッドチタンガードとは、当社が開発した超耐候性・高品質の無機塗料です。
最大30年もの耐候性を持っており、いつまでも外壁を美しく保ってくれます。
この耐候性は、公的機関の実暴露試験結果によって証明されています。
一般的な耐候性試験は、先ほど紹介した促進耐候性試験と屋外暴露試験の2種類があります。

促進耐候性試験は、早期に劣化状況を確認できる反面、人工的に作り出した環境であるために、正確性に欠けるというデメリットがあります。
そのため、当社では屋外暴露試験による、より確実に劣化を評価する方法を採用しています。
その中でも最も有効である、紫外線量が本州よりも圧倒的に多い宮古島の試験場にて、今も日夜試験が行われています。

□まとめ

今回は、塗料ごとの耐候性を比較して解説しました。
良質な塗料を選び、いつまでも綺麗な住まいを保ちましょう。
当社の加盟店には、紹介した無機ハイブリッドチタンガードを会員価格にてご提供いたします。
他にも良質な塗料のみを使用しているので、興味があれば気軽にご相談ください。