促進耐候性試験とは?専門家が詳しく解説します!

材料が屋外や日光の当たる場所で使用された場合に、その材料が変形や変色、劣化といった変質をしにくい性質を「耐候性」と呼びます。
また、この耐候性に関する問題が起きないように、販売される製品は耐候性試験と呼ばれる試験が行われます。
今回の記事では、その中の1つ「促進耐候性試験」について解説します。

□耐候性試験とは?

販売される材料や製品が、事前に規格に対して問題がないことを確認するために行われるのが、耐候性試験です。
そして、この耐候性試験には代表的な2つの試験があります。

1つ目は、「促進耐候性試験」です。
促進耐候性試験は、加速試験の一種で、例えば人工的に光の強さを増幅させた試料を機械にさらし、状態の変化を確認します。
美観や耐久性に関する劣化を、専用の機械を用いて、人工的に屋外の条件を再現して試験を行います。

2つ目は、「屋外暴露試験」です。
屋外暴露試験は、実際に屋外に試料をさらすことで、状態の変化を確認します。
この方法では、5年後の状態変化を確認したければ、実際に5年間の試験期間が必要です。
また、天候状態が厳しい場所で試験が行われる場合が多いです。

耐候性試験の対象となるものは、様々な種類があります。
例えば、材料に関しては、塗料やプラスチック、ゴムなどがあります。
また、製品に関しては、自動車や建築物、家電製品などが挙げられますね。

そして、耐候性の対象となる3大要因が、光、温度、湿度です。
光は、変色や劣化現象を引き起こし、温度は、温度変化による素材の伸縮や膨張、湿度は、長時間にわたる結露による材料の吸水や、雨が降ることで急激に熱を奪われることによる素材の伸縮などを引き起こします。

□当社の塗料は優れた耐候性が証明されています!

当社がおすすめする超高耐候性塗料「無機ハイブリッドチタンガード」は、30年もの耐候性があります。
本州に比べて約3倍のスピードで劣化する宮古島の屋外暴露試験場で、10年経っても光沢保持率が40%以上を保持する結果となり、30年の耐候性が立証されている唯一の塗料です。

一般的に耐候性を評価する方法は、先述した2つの耐候性試験がありましたが、促進耐候性試験は期間を大幅に短縮できる反面、実際の現場との相関性が取れない可能性があり、正確性に欠けるデメリットがあります。
しかし、屋外暴露試験では、より確実に状態変化を確認できます。

また、紫外線量が本州よりも圧倒的に多い、宮古島の屋外暴露試験場での暴露試験が最も有効だと言えます。
そんな厳しい環境の中で、当社の塗料は今も日夜、試験が行われています。

□まとめ

今回は、促進耐候性試験について解説しました。
当社では、過酷な環境下で性能が証明された、国内最高峰の塗料を、ペイントラインジャパン加盟店に会員価格にてご提供いたします。
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