外壁塗装に使われる塗料の中には、耐候性塗料と呼ばれるものがあります。
耐候性は、美観性や長く建物を守るための重要なカギになるものですが、聞き馴染みのない言葉であるため、なかなかイメージできない方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、外壁に使われる耐候性塗料や耐候性について解説します。
□耐候性とは
塗料の耐候性とは、いったいどのようなことを指しているのでしょうか。
また、「耐候性」と「耐久性」の違いについても解説していきます。
そもそも耐久性は、使用されている素材や材料、目的や材質によって測定方法がかなり異なります。
では、外壁などに使用する塗料の耐久性は、どのように定義されているのでしょうか。
まず、建築用塗料の劣化を引き起こす最大の要因は、太陽光の紫外線です。
また、降雨や温度・湿度、大気汚染物質なども要因として挙げられ、これらは塗膜の分子構造を破壊します。
そのため、色あせなどの変色やチョーキングといった現象をもたらします。
日本産業規格では、「耐候性とは、材料を光、風、雨などの屋外条件下で、暴露した場合の耐久性のこと」と定義しています。
簡単に言い換えると、様々な屋外条件に対してどれだけ強いかを示したものが「耐候性」です。
そして、建築用塗料は、この耐候性を塗料の耐久性の大きな指標にしています。
また、耐候性塗料とは、耐候性に優れた塗料で、ウレタン樹脂塗料以上の耐候性グレードである上塗り塗料が一般的に該当するとされています。
耐候性が高ければ高いほど、劣化や変質などは起きにくいです。
□無機ハイブリッドチタンガードの耐候性について解説します
一般的に塗料などは、どれくらいの耐候性があるのかを、促進耐候性試験機に塗膜板を入れて試験を行います。
促進耐候性試験機とは、屋外暴露と比較して何倍もの促進倍率で耐候性の評価を行うものです。
当社のすべての塗料は、この促進耐候性試験機によって試験が行われています。
しかし、自然環境下の中では、この促進耐候性試験機のデータのみでは足りない場合が多く、異なる結果が出てしまう可能性があります。
そのため、日本で最も厳しい環境である宮古島にて、優れた耐候性を証明するための試験が行われています。
そして、数多く国内塗料がある中で、当社の無機ハイブリッドチタンガードは雪塩製塩所の試験塗料に選ばれています。
度重なる試験の結果、品質を評価していただき、表彰状もいただきました。
□まとめ
今回は、外壁に使われる耐候性塗料や耐候性について解説しました。
耐候性に優れた塗料を使い、外壁の長期寿命化を図りましょう。
当社の加盟店には、国内で最も耐候性に優れていることが証明された塗料を会員価格でご提供いたします。
加盟を検討されている方は、ぜひご相談ください。