「塗料の種類の中で、無機塗料って何なのかな」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
無機塗料は性能が高いことから、塗装会社の方から勧められることも多いでしょう。
そこで今回は、有機塗料と無機塗料の違い、無機塗料を選ぶ際の注意点について紹介します。
□有機塗料と無機塗料の違いとは
有機塗料と無機塗料の違いとはどのような点にあるのでしょうか。
まずは、それらの違いについてご紹介します。
有機塗料とは、一般的な塗料を指し、代表的な例としてはアクリル、シリコン、フッ素塗料が挙げられます。
有機塗料には、樹脂成分が入っており、その樹脂が何かによっても塗料の性能やグレードが左右されます。
さらに、樹脂が紫外線により分解されれば、変色といった劣化症状が見られます。
一方で、無機塗料には樹脂成分が入っておらず、ガラスといった無機物が主な成分となっています。
一般的な塗料よりも無機塗料の方が性能が高いと言われるのは、このように劣化の原因となる樹脂成分が入っていないことが関係しています。
上記で、無機塗料は無機物を主成分とし、樹脂成分が入っていない塗料と言いましたが、正確に言えば違います。
実は無機物のみで作られた塗料は粘着性を持たせることができません。
そのため、少なからず樹脂などの有機塗料は入っています。
こういった理由から、無機塗料のことを別名「無機ハイブリッド塗料」、「無機有機ハイブリッド塗料」とも言います。
□無機塗料を選ぶ際の注意点について
最後に無機塗料を選ぶ際に、気を付けて頂きたいことを紹介します。
無機塗料は、種類が多すぎて選択に困ってしまう点はある意味デメリットと言えます。
中には説明されていた耐用年数よりも短い年数で寿命がきてしまうものもあり、注意が必要です。
そのため、実際に塗装工事をしてもらう際は、塗装の耐久性に関して施工会社に確認しておくと安心です。
さらにどれだけ高くて、良い塗料を使用したとしても、いい加減な工事をする施工会社を選んでしまっては本来の機能が発揮できません。
そのため、塗料の性能だけではなく、信頼できる施工会社に依頼することが非常に重要となります。
□まとめ
有機塗料と無機塗料の違い、無機塗料を選ぶ際の注意点について解説しました。
今回の記事を参考に両者の違いについて確認し、塗料選びの際の参考にして頂ければ幸いです。
当社では、最大耐用年数が30年の無機ハイブリッドチタンガードという塗料をオススメしております。
興味のある方はぜひ当社までご相談ください。