無機塗料と聞いて、それ以外の塗料との違いを説明できる方は少ないでしょう。
無機塗料は良い面をたくさん持ち合わせていますが、実際にどのあたりが違うのでしょうか。
今回の記事では、他の塗料と比較して、無機塗料の何が優れているかについて解説します。
塗料を選ぶ際の参考にしてください。

□無機塗料が他の塗料に比べて優れている点を紹介します！

一般的に言われる塗料は、有機塗料というものですが、無機塗料はそれとは反対に、無機質な塗料ということになります。
例えば、陶器やレンガ、石などは全て無機質なもので構成されており、これらは全て半永久的な物質であると言えます。
これはつまり、無機に近ければ近いほど、耐久面で優れた塗料になることを指しています。

しかし、無機質なものは基本的に固く、塗料には適していないと言えます。
そのため、一般的な無機塗料は、無機物と有機物を混ぜ合わせたハイブリッド塗料であり、完全に無機のものだけで構成されているわけではないのです。

無機塗料がフッ素塗料に比べて優れていると言われる理由は、フッ素塗料の基準が大きく改正された点にあります。
昔の基準に比べて今の基準は緩く、その分安価なフッ素塗料が出回るようになったからです。
そのため、総合的に見ると無機塗料の方が優れていることになります。

しかし、全ての無機塗料が優れているわけではありません。
塗料としての性能や耐久性などを考慮したバランスの良い塗料でなければ、当然耐久面でも塗料としての性能でも、不安なものを選んでしまう危険があります。

当社の提供している「無機ハイブリッドチタンガード」は、最大30年耐用塗料です。
是非、しっかりと見極めた上で良質な塗料をお選びいただけたら良いでしょう。

□無機塗料と無機ハイブリッド塗料の違いについて解説します！

無機塗料と無機ハイブリッド塗料の違いとしては、有機物が含まれる量に関係があります。
先述した通り、100％無機物だと塗料として成立しないので、完全に無機物のみで構成される塗料は存在しませんが、有機物が多く含まれているものを無機ハイブリッド塗料と呼びます。

しかし、無機塗料に関しては明確な定義は定められておらず、無機物が占める割合などの決まりも特にありません。
それと同じように、無機ハイブリッド塗料も何パーセントの有機物が含まれていればそう呼ばれるのかという目安は、存在しません。
そのため、明確な違いこそありませんが、無機ハイブリッド塗料は通常の無機塗料と比較して、塗膜が柔らかい性質を持つことが多いです。

□まとめ

今回は、無機塗料が他の塗料と比較して優れている点を紹介しました。
先ほど「無機ハイブリッドチタンガード」を紹介しましたが、国内最高峰の耐久性を誇るこの塗料は、非常にオススメです。
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