外壁塗装がどの程度長持ちするのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。
また、塗料は製品によって耐用年数が異なりますが、どのようにしてその品質が証明されているか知らない方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、外壁塗装はどの程度持つかや、品質が証明される性能試験について解説します。
□外壁塗装はどれくらい持つ?
外壁を一度でも塗装した場合は、10年程度が塗り替えの目安です。
しかし、前回使用した塗料によって、その耐用年数は変わると言えるでしょう。
ここでは、4つの塗料の耐用年数や特徴について解説します。
1つ目は、ウレタン塗料です。
伸縮性に優れており、光沢感のある塗膜を形成する特徴があります。
耐用年数は、8〜10年ほどです。
2つ目は、シリコン塗料です。
耐用年数だけでなく、コストパフォーマンスにも優れていることから、人気の高い塗料です。
耐用年数は、10〜15年ほどです。
3つ目は、ラジカル塗料です。
開発されてからそれほど期間も経っていない塗料で、非常にコストパフォーマンスが高い特徴があります。
耐用年数は、14〜16年ほどです。
4つ目は、フッ素塗料です。
耐用年数が長いため、メンテナンスの手間が省ける特徴があります。
耐用年数は、15〜20年ほどです。
5つ目は、無機塗料です。
シリコンやフッ素塗料に、無機質な材料を混ぜ合わせて作られる塗料であり、劣化のしにくさが特徴です。
耐用年数は、5〜25年ほどで、元となった塗料や無機材の配分量によって品質にばらつきがあります。
□塗料の性能試験について
一般的な塗料には、促進耐候性試験機に塗膜版を入れ、試験が行われます。
促進耐候性試験とは、太陽光や温度、湿度、降雨などの屋内外の条件を人工的に再現することで、通常より早く製品や材料の寿命を予測することを目的とした試験です。
この試験は、その時間レベルで何年耐候性があるのかを想定するためのものです。
当社の塗料は、すべて促進耐候性試験機を用いて試験を行っております。
しかし、自然の環境下では、この促進耐候性試験機のみのデータでは足りずに、異なるデータが出ると考えています。
そのため、当社では、日本で最も厳しい環境である宮古島の屋外暴露試験センター・ウェザリングテストセンターに登録し、屋外暴露試験を実施しております。
この屋外暴露試験データの結果を優先して、塗料開発を行っているのです。
そして、当社オススメの無機ハイブリッドチタンガードは、最大耐用年数30年を実現しました。
品質にばらつきのある無機塗料だからこそ、第三者機関によって耐候性が証明された塗料を選ぶことをオススメします。
□まとめ
今回は、外壁塗装がどれくらい長持ちするかや、品質が証明される性能試験について解説しました。
長期間美観を保つために、耐用年数の長い塗料を用いて、外壁塗装することをオススメします。
当社の加盟店には、紹介した無機塗料を会員価格でご提供いたしますので、興味があればお気軽にお問い合わせください。