ハイブリッド塗料とは?特徴やメリットについて解説します!

外壁の張り替えを検討中の方は、「ハイブリッド塗料」という言葉を聞いたことはありますか。
ハイブリッド塗料には、有機塗料と無機塗料の両方の利点を生かしており、近年注目を集めています。
今回は、そんなハイブリッド塗料の特徴やメリット、そして無機ハイブリッドチタンガードについてご紹介します。

□ハイブリッド塗料にはどんな特徴やメリットがある?

始めに、ハイブリッド塗料について、その特徴とメリットを解説します。
「ハイブリッド塗料」とは、有機物と無機物の両方を配合してできた塗料のことを指し、どちらの性能も有する優れた塗料です。
塗料には様々な種類があり、それぞれにメリットやデメリットが存在します。
例えば、ウレタンやアクリルなどの成分でできた塗料は、優れた柔軟性がある一方で、耐用年数が低く劣化しやすいというデメリットがあります。

逆に、レンガや石などの無機物を使用した無機塗料は、紫外線に強く劣化しにくいといった特徴がありますが、有機塗料と比較すると柔軟性がなくヒビ割れを起こしやすいです。

ハイブリッド塗料では、これら2つのデメリットを補完し、かつそれぞれのメリットを生かした塗料であるため、柔軟性の面でも耐用年数という面でも効果を発揮します。
このハイブリッド塗料を使用するメリットは、先ほども説明した通り、有機塗料よりも耐用年数が長く、かつ無機塗料の特性に柔軟性を加えられるという点が挙げられます。
もちろん、耐用年数に関しては、有機塗料と無機塗料の配合率、使用されている種類によって変わります。

□耐候性に優れた無機ハイブリッドチタンガードとは?

ここからは、塗料の中でも優れた耐候性を持つ「無機ハイブリッドチタンガード」についてご紹介します。

この「耐候性」とは、塗料などの素材が家屋の外で使用された場合、どれだけ変形や劣化を起こしにくいかを示したものです。
無機ハイブリッドチタンガードは、他の塗料と比較して耐候性や耐汚染性に長けています。
これは、無機成分オルガルポリシロキサンやグリジル基含有シリコーンオリゴマーなどを配合することにより実現されており、塗料として高い機能性を有しています。

また、耐用年数も最大で30年間と長く、ヒビ割れも起こりにくいといった特徴から、長い期間家を美しく保つことが可能です。
他の塗料よりも塗り替えまでの期間が長いため、長期的に見るとコストパフォーマンスが高い点も特筆すべきです。

□まとめ

ハイブリッド塗料については、耐用年数や柔軟性といった面で優れていることをご説明しましたが、他にも光沢が長続きしやすいといったメリットもあります。
これから外壁の塗装をお考えの方は、ぜひ一度ハイブリッド塗料の使用も検討してみてはいかがでしょうか。