無機ハイブリッド塗料と無機塗料の違いとは?オススメの塗料も紹介します!

塗料に無機物を配合すると、耐用年数や耐候性の面でメリットがあることをご存知ですか。
知っている方もいらっしゃると思いますが、無機塗料と無機ハイブリッド塗料の違いまではわからないという方が多いのではないでしょうか。
今回は、その2つの違いと、無機ハイブリッドチタンガードと呼ばれる塗料についてご紹介します。

□無機塗料と無機ハイブリッド塗料は何が違いとは?

皆さんは、「無機塗料」と「無機ハイブリッド塗料」というものを聞きたいことはありますか。
無機物が主な成分である塗料は、耐用年数が他の塗料よりも長く、かつ耐候性に優れているため、近年注目を集めています。
しかし、無機塗料と無機ハイブリッド塗料の違いを知っている方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、この2種類の塗料の違いについてご紹介します。

初めに、無機塗料の方をご説明します。
これは石やガラスなど炭素を含んでいない無機物を配合した塗料のことを指します。
無機物のみでできていれば、塗料が劣化することがなくずっと使用し続けられますが、無機物のみだと硬すぎで塗料にならないので、ある程度の有機物を含んでいます。
そのため、全くメンテナンスがいらないという訳ではないですが、長期間の耐用年数を実現しています。

では、無機ハイブリッド塗料との違いについてご説明します。
この2つの違いは、「含まれている有機物の量」です。
無機ハイブリッド塗料は、無機塗料と比較すると有機物の配合量が多いです。

しかし、どの位の有機物が含まれていたら無機ハイブリッド塗料と呼ばれるのか、定義が定められていないのが現状です。
したがって、通常は無機ハイブリッド塗料の方が無機塗料よりも柔らかい素材ですが、全ての場合でそうであるとは言い切れません。

□オススメの無機ハイブリッドチタンガードの特徴をご紹介!

「無機ハイブリッドチタンガード」は、塗料に含まれるオルガノポリシロキサン系の樹脂やグリシジル基含有シリコーンオリゴマーによって、太陽の紫外線や熱に強いという特徴があります。

また、ポリシロキサンに特殊成分を加え、新技術で変成することで、耐久性や耐汚染性をさらに高めています。
特殊クワトロガードシステムと呼ばれる技術により、最長で30年間の耐用年数と、高い耐汚染性の両方を実現しています。

□まとめ

無機塗料、そして無機ハイブリッド塗料の違いをご理解いただけたでしょうか。
専門業者によって定義が異なる場合がありますが、一般的には無機ハイブリッド塗料の方が無機塗料よりも柔らかく有機物が多いと覚えておいて良いでしょう。
新築や壁の塗り替えで塗料を選ぶ際には、この記事の内容をぜひ参考にしてみてください。